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情報×情報

  • 執筆者の写真: roical
    roical
  • 2020年8月13日
  • 読了時間: 3分

北海道といえばこの方!

植松努さんの言葉をお借りします!


【あなたが何かをやりたいと言った時に「どうせ無理だ」と言う人は必ず現れる。

でも、無理だと言う人は間違いなく、それをやったことがない人である。】


ほんとその通りだなぁ。


これがあるので、アドバイスを求める相手は自分の理想を生きている人に選べと言われています。


何事においても「選ぶ」ことは重要です。


多少強引ですが…



今回は【勉強する際の媒体の選び方(大人向け))】でいきます。



さて、日本における社会人の平均勉強時間をご存知でしょうか?


総務省による平成28年社会生活基本調査によると【1日あたり6分】。


見間違いではありません。

子供には見せたくない数字です…。


日本の社会人は【1日6分】しか勉強していません。

それなのに「勉強しなさい!」と、全然勉強していない大人が子供に言っているんです。


なんとも面白い現象です。


誰もが知っているドラえもん。

のび太はテストで0点ばかりで怒られています。

ですが…

のび太のママが勉強しているところは見たことがないですよね。

(細かいエピソードは置いといて)



さあ勉強する!と決めたら、どの媒体を使うかを選ばなければなりません。


教科書、論文、ガイドライン、ネット記事、ブログ記事、youtube…


現代では色んな媒体が思い浮かびますね。


このどれを使ってもいいのですが、大事なポイントだけは理解しましょう!


key wordは【〇次資料(情報)】です。


一次資料、二次資料、三次資料…という言葉はご存知でしょうか?


結論を先に申し上げると、【一次資料や二次資料を選び、取りに行け!】です。


簡単に解説しますね。


●一次資料は、

「原著論文や速報・短報など。オリジナルの情報」


●二次資料は、

「システマティックレビューやメタ分析、ガイドラインなど。一次情報をもとに一手間加工された情報」


●三次資料は、

「教科書やガイドブックなど。二次資料よりも更に加工された情報」


一次、二次、三次、四次と上がるにつれて情報の「加工度」が高まっていくわけです。


伝言ゲームに似ているかもしれません。

1人目、2人目、3人目と伝言を続けていくと、オリジナルの情報からどんどん加工され遠ざかっていきますよね。


特に三次資料は、書き手の好みや意向の影響を十二分に受けるため偏り感は否めません。


加工度に加え「査読」の有無も重要だと思いますが、ここでは割愛します。


結論は先に述べましたが、【一次資料や二次資料】に触れる努力をすることが重要です。


おそらく多くの初学者は教科書等の三次資料から勉強を始めます。

しかし、専門性が高まれば高まるほど三次資料から離れ、一次資料や二次資料を選ぶようになります。(三次資料が悪いと言う気はありません)


なぜなら、徐々に【自分の頭で考えるようになる】からです。


いつまでも他人に何度も加工された情報を目にしていても仕方がないのです。

基礎から応用が求められていくなかで、その対象や適応、方法の違いを理解する必要が生じるからです。


学校のドリルでも基礎は解けても応用が解けない子がいるのと似ています。


何でも同じやり方、他の成功例を当てはめてクリアできれば楽ですが、どうやらそうはいかないようです。


現在、自分自身が医療従事者であるため医学系の情報を取りに行くことが多いですが、

一次資料や二次資料はインターネットで沢山拾えます。


pubmed、cinii、j-stageなどで無料公開されている論文を読むことができます。

様々なガイドラインも公開されていれば、インターネットで無料で読むことができます。



何かをやりたい、変えたいと思ったと瞬間から行動変容は始まります。

しかし行動変容はなかなか大変なものです。

「うまいやり方」を知ることが行動変容を成功させる方法のひとつです。


さいごにもう一度【情報を選び、取りに行け!】


合同会社ROICAL 三上

 
 
 

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