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しなやかなマインドで生きていますか?

  • 執筆者の写真: roical
    roical
  • 2020年1月21日
  • 読了時間: 3分

こんにちは。

おみくじで【商いは売るが吉】だった、理学療法士の三上です。

give&giveの時代なので"売る=与える"と捉えると、このブログも捨てたものじゃありません。


さて先日、社内で肩こりやマッサージ、リラクセーションの話題が出たので、フランクにブログに書きます。

※1番大事なことは最後に書いています。


⚫︎肩こり

肩こりは、筋硬結のことと考えられますが学術的な定義はされていません。要は筋が局所的に硬い状態ですね。同一姿勢などで持続的に筋を働かせた、何らかの要因で筋が損傷した後の修復過程で出来たもの等が考えられます。しかし、社会的なストレスなどの関与も報告され、原因は不明なことが多いのが現状です。


⚫︎マッサージ

マッサージは伝統的な療法の一つで、誰もが名前を知りその効果を想像するでしょう。しかし、痛みや機能に関してマッサージはあまり効果を認められていません。マッサージのもうひとつの側面に精神的高揚感が挙げられます。要は快楽ですね。機能的な効果は乏しいが気持ちが良いこと、一般的にイメージしやすい療法であるため"注文と商品が一致しやすい"ので不満が出づらい、そのためプラセボ需要が続いているのでしょうか。


⚫リラクセーション

リラクセーションはもはや総称だと思うので絞った論理展開を避けますが、2009年9月から2017年3月末までに消費者庁に1500件もの事故報告がされています。

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一体、何が起きているのでしょう。人のためになりたい気持ちと、人のためになれる現実は乖離しているのでしょうか。


⚫︎ココから大事な話です。

このような内容を目にすると『知識をひけらかして人の気持ちがわかってない。』と感じる人がいると思います。

そんなふうに感じた方。

コツを紹介します。それは、"個人の人格と考え"を分けて認識することです。


その方法は、『Aさんは○○という考えを持っているんですね。』という魔法のテンプレートです。これで考えを外在化させられるので、"人格と考え“を分離できます。外在化させると外から眺めることが出来るので、自分の人格を責められているような感覚は和らぐのです。すごく重要です。私も意識して活用してます。


不思議なもので、自分にとって縁遠い物事はすんなり受け入れられるのに、自分の信念や損得によって物事が受け入れられなくなります。ですが、その人がどう思ってどう行動するかはアドラー心理学的にはその人の課題なので、援助はしても介入は出来ません。


こんなことわざがあります。

『馬を水辺に連れていくことはできても、水を飲ませることはできない。』


だから医療に従事する私達には『寄り添う』という気持ちが生まれたんでしょうね。つまり、信頼です。何度上手くいかなくても、裏切られても信じ続け、援助を惜しまない。それは無理矢理やらせるような介入でもなく、安直にその場を凌ぐことでもなく、信頼し続け導く援助であるのだと私は思います。


 
 
 

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